肩の関節は他の関節と比べて可動域が広く自由自在に様々な方向へ動かすことが出来ます。
それは肩関節特有の構造にあり、そして肩甲骨から指先まで筋肉によって体幹からぶら下がっているだけだからこそ複雑な動きが可能になります。
上肢体(肩甲骨から指先まで)の重さは男性で約6s〜8s、女性で5s〜7sあると言われています。
この上肢体の重さを肩が支えられない状態になると首にも大きな負担をかけてしまいます。
四十肩・五十肩とは
拘縮性肩関節炎といい、腕を自分で上げても、他人が動かし
ても上がらず、肩の運動制限をきたす状態を言います。
四十肩・五十肩の症状
衣服の着脱・ブラジャーの着脱・洗髪・洗体・戸を引く動作等
での痛み
<痛みの過程>
痙縮期・・・夜間痛や炎症が強く、運動制限が強くあります。
抗縮期・・・痙縮期を過ぎると炎症が引き始め、激しい痛みから鈍い痛みへと変化しまし、運動制限が起きます。
回復期・・・炎症はなくなり、動かせる範囲で運動していく必要があります。
四十肩・五十肩の原因
四十肩・五十肩は副腎皮質系ホルモンのバランスが崩れることで発症します。加齢によりホルモンのバランスが崩れた状態で、許容しうる限界を超えた刺激を受けると、肩関節を覆っている関節包が収縮します。関節包が収縮すると肩の動きを固めるため可動域は狭まり、五十肩が発症します。
四十肩・五十肩の施術法
施術においては痛みの出ない状態で施術していきます。PNF筋整復法を中心に行うことで肩の可動域が広がり早期改善が可能です。学問的には9カ月と言われていますが、当院では約3カ月でほとんどの方が改善しています。
頚肩腕症候群とは
首〜肩〜腕の部分にかけての痛み、痺れ感を訴えるすべての症状です。
他の整形外科的な疾患(変形性頚椎症、頚椎ヘルニア等)を除いたもの
パソコン作業の仕事をしている女性に
頚肩腕症候群の症状
頚、肩、背中の張り
腕のだるさ
指先のシビレ・冷え
頭痛・めまい
頚肩腕症候群の原因
不良な姿勢や物理的に肩首周りが圧迫される状態が続くことで、筋肉にストレスがかかり症状が生じます。
頚肩腕症候群の施術
PNF筋整復法で上肢の軸を整え、代謝を上げることで早期改善が可能です。
頚肩の圧迫されていた場所を特定し、その原因(姿勢や環境)を改善してもらうとともに、圧迫される状況にあっても症状が誘発されない状態をつくっていきます。
肩関節滑液包炎とは
あって動かした時の摩擦を軽減する働き
をしています。外傷などでも起こるのです
が、過度な運動、圧迫によって滑液包部
に摩擦が加わると、滑液法に炎症が生じ
て水が溜まり滑液包水腫となります。
やがて滑液包の壁が厚くなり痛みが出た
ものを滑液包炎といいます。
※滑液包は肩峰下滑液法と三角筋下滑
液包、烏口下滑液包とがあります。
肩関節滑液包炎の症状
肩の痛み、圧痛
動作制限
触ると熱感を感じたり発赤が出る場合もある
肩関節滑液包炎の施術
摩擦が起きる状態にある炎症部分に対して、PNF筋整復法により上肢の軸を整え、滑液包におきた炎症が引いていく状態をつくります。この症状は早期改善が可能です。また炎症に対して自宅でアイシングを行ってもらう場合もあります。
腱板とは、肩の構造の中にあった腕の骨をつるすように支えている4本の筋肉の腱の部分のことで、肩の内側(深層)にある筋肉なのでインナーマッスルとも呼ばれています。また、肩の外側(表層)にある肩を動かす筋肉のことをアウターマッスルといいます。このインナーマッスル(引きつける)とアウターマッスル(振り回す)のバランスが崩れてしまうと腱板(インナーマッスル)の損傷を誘発することになります。もちろん転倒したり、無理な動きを強制されたりした時も腱板は損傷します。

4本の内どの筋肉の腱を痛めているかによって、痛みの出る動作が違うのが腱板損傷の特徴ですが、4本で肩を支えているので痛みが長期間になるにつれ痛みの出る動きが増えていき、どう動かしても痛みが出る様なり四十肩・五十肩といわれるものに移行していきます。もともと肩関節は治りの良い関節ではありませんが、四十肩・五十肩になってしまうと治療が長期間になることが多くなりますので、痛みを感じたら早めの治療をお勧めします。
安心して受けられる施術法が当院にはあります。
ご予約は込み合いますのでなるべく早めにお取りいただけるようおすすめ致します。
五十肩・頚肩腕症候群で整体 青井筋整体院 TEL03-3725-6252
診療時間 : 9:00〜20:00(土曜日〜17:00)
休診日 : 木曜日・日曜日・祝日
整体・カイロ・マッサージ・鍼灸・接骨院・整骨院などで効果のなかった方は
当院にどうぞご連絡下さい。
当院では自由が丘・都立大学・田園調布・目黒区・世田谷区・大田区・川崎市
などから整体を受けに多くの方が来院されています。